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help リーダーに追加 RSS 2000年3月17日 エリエット・アベカシス「クムラン」の衝撃

<<   作成日時 : 2004/11/06 10:03   >>

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一週間、時間をたっぷりかけて丁寧に読みました。久しぶりにすごいミステリーにぶつかったという興奮に目がくらみそうです。
’97年にハードカバーで発刊されていたことに気がつきませんでした。
しかし、西暦2000年に読まれるべき書物である。これがネタバラシですね。
何がそんなに興奮させるのか一言で説明するのは大変難しい。

宗教論、民族論、戦争論、古文書學、考古学の蘊蓄が盛りだくさん。宗教そのもののミステリー性を徹底的にエンタテイメントに仕立て上げている大衆性。まさに今日ただいまの世紀末とキリスト誕生前後の世紀末をだぶらせていかにも起こり得そうな不気味なSF的現実感にぞっとします。ミステリー、ホラー、SFの要素をミックスし、理路整然と現代の普遍的精神構造を解き明かしている点でも珍しい、知的好奇心を高揚させる傑作です。

読み始めは難解です。1947年に発掘された2000年前に書かれたユダヤ教にかかる「死海写本」これは史実です。この古文書の一部が公表されていない。その盗難と連続殺人。この殺人犯を追い求めると同時に誰がキリストを殺したかが作者の神学的哲学的推理で明らかにされる筋書きです。現時点で、救世主の登場を期待する大衆が存在することは否定できません。この精神風土とピッタリのテーマがあるのです。この程度を述べてもいっこうにネタバレにはなりません。
オウムやそのほかの怪しげな宗教の信者たちに読ませて宗旨替えをさせるに絶好の書物であるとも言えます。

参考 「死海写本」
1947年以来数回にわたって死海北岸クムランその他の洞窟から発見された古写本。紀元125〜後68年の、イザヤ書などの旧約聖書やエッセネ派に関する文書の断片を含む。

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「クムラン」エリエット・アベカシス著 角川文庫 
クムランの書評 しかし、凄いとはこういうことを言うのかと、久しぶりに文章といわず、書物の「力」について気付かされた一冊。事前にこの本を読み、キリスト教全体に関心を持っていたから、「ダ・ヴィンチ・コード」につながったいったのも、不思議な書物の連鎖を感じる。 ...続きを見る
叡智の禁書文庫
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Counter: 0, today: 0, yesterday: 0 エリエット・アベカシス &dagger; 名前:エリエット・アベカシス(Eliette Abecassis) 【blogmap】 生年月日: 出身地: 受賞歴: 公式サイト: 備考: &uarr;目次 &dagger; エリエット・アベカシス 目次 黄金と灰 クム... ...続きを見る
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日記風雑読書きなぐり
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日記風雑読書きなぐり
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宗教には縁のない私のキリスト教に関するまじめな疑問その2 『小説 聖書 新約編』
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日記風雑読書きなぐり
2005/06/12 01:02
03/02/01目からうろこのキリスト教誕生の背景-1
バーバラ・スィーリング 『イエスのミステリー 死海文書で謎を解く』 ...続きを見る
日記風雑読書きなぐり
2005/06/13 12:50

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