![]() 過去は消えず、過ぎゆくのみ だがこの国が、今とはまた違った形で右往左往を繰り返して、変わろうとしていた時期だったことはなんとなく実感している 一目見て愛し合うことになり、その後女が消える。女の過去をさかのぼる。ゴダード「一瞬の光のなかで」は本格ミステリーでこの謎解きを展開しました。 1998年に発表された香納諒一 「幻の女」は本格ハードボイルドでこの謎を追求する。 二年前に買ってあった本書を今さら読んだのですが、こんな傑作をなぜこの間積読状態で放置してあったのでしょう。ゴダードの描く男と女の世界は「絵空事」なんですが、「幻の女」は重苦しい生活実感をともなう男女関係であるところが違う。 ゴダードの男は女に「騙される」、こちらの男は女に「欺かれる」、プライドと意地で生きているものとしては、「欺かれる」物語のほうが得心できるのです。 「戦後」の一面がよく書き込まれた、上質のハードボイルドジャンル・ミステリーと思います。 |
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本とビデオ
こんにちは。日記風雑読書きなぐり、を読ませていただきました。楽しそうなサイトですね。また読ませていただきたいと思います。香納諒一さんの作品、いいですね。ブックオフで何冊か買ってこなくちゃ(^^。 ...続きを見る |
行間の宇宙 2007/12/31 14:24 |
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