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help リーダーに追加 RSS 2002年5月12日 結末がさわやかなサスペンス

<<   作成日時 : 2005/03/19 01:12   >>

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ジョン・コラピント 『著者略歴』
事故死した友人の小説を盗作し一躍ベストセラー作家になった青年は死亡した友人の恋人まで我が物にする。名声と栄光の絶頂にたった彼の前に盗作の事実を知る女性の脅迫者が現れ、バラ色の未来は一転して崩れ始める。主人公は本質的には善人であるから、盗作行為も場当たり的なら脅迫者対策も出たとこ勝負の成り行き任せ、このためうまくいくこともあるが裏目に出ることもあり、このコミカルなてんやわんやが面白く、読者を引き込んでいく。

『太陽がいっぱい』『シンプルプラン』を想起させると訳者の解説があるが、趣はかなり異なる。アランドロンのかっこよさはないし、シンプルプランの悲惨さもない。主要な脇役が脅迫者を含めて憎めないし、なによりも後味がさわやかに結末を迎える。

重厚感にかけるがたまにはこんな軽いサスペンスもいいものだ。

オジサンの書評集「よっちゃんの書斎」>「ミステリーの部屋」をごらんください。

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03/06/12 『鉤』ドナルド・E・ウェストレイク  『斧』と同様、痛烈なアイロニーが充満した作品
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