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その後、高村はミステリー最後の最高傑作、犯罪兼企業小説『レディ・ジョーカー』を発表する。 ここでは事件に巻き込まれた大企業の経営者たちの真剣な対応姿勢が実にリアルな筆致で描かれていることに驚かされた。 次の作品、非ミステリー大作『晴子情歌』では「原理」に懐旧の情を持つ女性主人公が昭和の姿を見つめている。 失われた10年で失ったものは資産価値だけではない。 日本再生のためにも新たな原理が必要なのだが………。 そしてまもなく『晴子情歌』の続編『新リア王』の連載が始まる。 ここでは政治と宗教を描くらしい。 求道者高村はあらゆる面で混迷をつづける現在の日本に光明をもたらす新しい「原理」を仏教にもとめるのであろうか。 オジサンの書評集「よっちゃんの書斎」>「ミステリーの部屋」をごらんください。 |
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