日記風雑読書きなぐり

アクセスカウンタ

zoom RSS 文庫本がでました。宮本昌孝『ふたり道三』

<<   作成日時 : 2005/09/29 20:00   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

時代小説、数ある中で後世に残る大娯楽傑作が誕生した。小説のもつ娯楽性をこれほどまで高めた作品はめったにお目にかかれるものではない。斎藤道三親子が二代をかけて時に敵対し、時に相補しつつ、美濃を掌中にするまでの波乱万丈の天下争奪絵巻である。

冒頭から血風が吹き荒れ、怒涛の渦中に引きずり込まれる。文字通り血沸き肉踊る見せ場、山場が20ページに一回はある。しかも意表をつく展開の連続。その語り口は絵画的である。見せ場は特に映像的である。読んでいて情景が思い浮かぶ、まさに迫真の大活劇を楽しむことができるのだ。筆の運びもたくみに、静と動とが心地よいリズムとなって繰り返される。ストーリーの構成も緻密であり、脇役の人物像は主役に負けず魅力的に描けている。柴田錬三郎、五味康祐、山田風太郎、隆慶一郎の最盛期に比肩しうる出来栄えである。

宮本昌孝『ふたり道三」の感想詳細

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
文庫本がでました。宮本昌孝『ふたり道三』 日記風雑読書きなぐり/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる