<< 作成日時 : 2007/04/16 18:47 >>
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農民の中から自立してくる一種の自由人で、自分の知識と精神が役立つなら仕え、気に入らなければ市井にかくれ、………遊士………食客………その生き方は自律的で自分の徳義でもって進退し、あるいは生死し、かつての時代の奴隷的な隷属根性をいっさいもたない。
劉邦とその身内の関係はその時代なりに自覚した個人が侠という相互扶助精神を糊として結びついているように思える。………王朝がたのむに足りず、むしろ虎狼のような害があるという古代的な慢性不安の社会にあって、下層民が生きていくには互いに侠を持ち、まもりあう以外にないというところから発生した精神といっていい。
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