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zoom RSS 『のぼうの城』の町 行田市散策

<<   作成日時 : 2008/09/28 01:14   >>

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和田竜のベストセラー『のぼうの城』を読んだものだから、一度歩いてみたかった。
行田市は「古代ハス」が有名で前に訪ねたことがあったが、忍城というのはまるで知りませんでした。
豊臣秀吉の関東平定に際して石田三成の水攻めに耐えた難攻不落の浮き城。忍藩十万石の城下町として栄えた町です。
それと昭和43年に国宝「金錯銘鉄剣」の出土により、一躍有名になった貴重な古墳群がある歴史の町なのです。

                      
                      丸墓山古墳より行田市を眺望
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丸墓山古墳に上って行田市を眺めると石田三成はここらあたりを水攻めにしたんだなと想像できて楽しい。

石田三成は近在から十万の人夫を集め、丸墓山を起点として、元荒川と利根川を結ぶ全長28kmの大がかりな堤防を築かせたといわれています。


                           丸墓山古墳
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直径105mあり円墳では日本最大です。墳丘は埼玉古墳群の中で一番高く約19mあります。墳丘に使われた土の量は二子山古墳より多かったという試算もあります。出土した埴輪から6世紀前半頃に築かれた確認されています。

南から古墳にいたる道は1590年に石田三成が忍城を水攻めにしたときに築いた堤防の跡といわれている「石田堤」です。水攻めの際には古墳の頂上かに陣が張られました。


                          石田堤跡記念碑
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『のぼうの城』より
「どれだけ長大な堤を造りになるおつもりじゃ」
三成はことさらに軽い調子で応えた。
「ざっと七里か」
七里はおよそ28キロである。秀吉が実施した備中高松城の水攻めでさえ三里半しかない。


                           忍城の全貌
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『のぼうの城』より
忍城は洪水の多いこの一帯にできた湖とその中にできた島々を要塞化した城郭であった。
本丸をはじめとして二の丸三の丸、諏訪曲輪といった城の主要部分が独立した島であった。大きな湖のほぼ中心にそれらの島々は浮かんでおり橋で連結されていた。
(異様な城じゃな。)三成は絵地図を凝視していた。
「浮き城ともいうそうな」
秀吉はこのとき示唆じみたことを言ったが他意はない。


                             忍城三階櫓
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忍城の実質的な天守閣として機能した建物で、明治6年に解体されましたが、昭和62年に再建されました。
櫓は展望室や行田の今昔を写真や資料で紹介する展示室になっています。郷土博物館から入館できます。


                             行田市郷土博物館
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なかなかの風情をみせる構えです。
忍城本丸跡地は行田市郷土博物館になっています。この門構えは博物館の裏手にありました。
忍城は室町時代の15世紀後半、成田顕泰により築城されました。家康の関東入国で4男の忠康が入城。やがて松平信綱が城主となります。島原の乱鎮定の功績により信綱が川越城に移り。老中阿部忠秋が入城、文政6年に桑名より松平氏が移り明治を迎えました。


詳細はアルバム「『のぼうの城』の町 行田市散策」をご覧ください。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
この間「のぼうの城」を読んで面白がったばかりなので、
興味深く読ませていただきました。
歴史小説や時代小説のこうした楽しみ方もいいもんですね。
幸太郎
URL
2008/11/21 15:16
のぼうのTB有難うございました。
 丸墓山が意外と小さいので驚きました。でも、あの上で上杉謙信や石田三成が采配をふったのだと思うと、感慨がひとしおですね。私も埼玉なので機会があれば是非行ってみたいと思います。
人生楽しみ
URL
2010/12/05 13:02

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