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zoom RSS 新・神田川遡行 神田川逍遥会発足にあたって

<<   作成日時 : 2015/03/30 00:13   >>

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画像8人のメンバーからなる神田川逍遥会。3月、好天にあたり、発会、柳橋から遡行を開始しました。


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神田川にも春が来た。
ポカポカ陽気がよくなって 心ズキズキワクワクと、重たい足腰よっこらしょ。春色を川の流れに求めつつ 友よいざ、囲いの外へと彷徨い出でん。

三鷹市にある井の頭池から流れ出した水は三鷹市、杉並区、中野区、新宿区、豊島区、文京区、千代田区、中央区、台東区と大東京を横断し 隅田川へと注ぎます。河川の延長距離は、25.48Km。多摩川や荒川を除けば、神田川は都内最大規模の河川です。水源井の頭池の標高は47m。川の平均傾斜は1.9‰(1000mの距離で1.9m下る)という緩やかな勾配です。東京都市河川の象徴ともいえる神田川ですがれっきとした自然河川です。と同時に江戸時代以降多くの為政者の手によりその姿を変えてきた経緯があります。

こういう神田川だから、私たち東京で暮らしたことのある古希越え世代にとっては、いつごろであったろう、この流れのどこかで人生をクロスさせたことがある………そんな追憶空間が神田川ではないだろうか。

職場を離れて何年かたって、その付近の馴染んだ場所を歩いてみる。するとこれまで見たことのなかった風景が立ち上がってくる。びっくりする。街の造作が変わったのではない、仕事で精一杯のときには形にならなかったものが、心の持ちようが変わったために鮮やかに実像を結ぶのである。東京再発見の喜びといってもいい。

神田川は歴史空間である。史実だけなら調べれば知れることだ。
むしろ心を空しくして、そぞろ歩く。流れの中のロマンを辿ろう。神田川が今に残した、時の刻印をリアルに実感することだ。そうすればもしかしたら、時空を超越して今に通じている玄妙な理を発見できるかもしれない。
絶対的な自然の摂理がある。すべからく管理下におこうとする人間の営為がある。そして常に神がおわすのだ。神田川は哲学空間でもある。

見えないものが見えてくる。新しい発見は幾つになっても心身の昂ぶりを覚えるものだ。老いてなお感動できる己の再発見でもある。それはしたたかに生きていることの確認なのだ。

できればこの非日常を共有できる仲間がいたほうがいい。

時に飲んで語り合えることができればこれ以上のものはない。

                            平成27年3月24日



まず、スタートにあたり成功を期して、浅草橋駅傍の「銀杏岡八幡神社」に参拝しました。
メンバーのFさんがおすすめのスポットでしたが八幡太郎義家が前九年の役の必勝を祈願したという由来をしれば、まこと私たちの出陣にふさわしい神社でありました。

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銀杏岡神社
後冷泉天皇の御代、源頼義公、八幡太郎義家公は、朝廷の命により奥州の安倍一族を平定するために、奥州街道を下向、当地に至り、当時このところは小高い丘で隅田川の流れを一望できる絶景の場所であった。一休止のため陣をとった時、川上より流れくるものを拾い上げてみると銀杏の枝であった。義家公はその枝を丘の上にさし立て、「朝敵退治のあかつきには枝葉栄うべし」と祈願し、阿倍一族平定の後、再びこの地に帰り到った時、丘の上にさした銀杏は大きく繁茂しておったので、義家公は御神恩に感謝し、太刀一振を捧げ、八幡宮を勧請したのが、康平五年(一〇六二)で当社のはじめと伝えられている。そしてこの銀杏は大樹となり、隅田川を上り下りする舟人や、街道を行き交う人びとのよい目標しとなった。時代は下り徳川家江戸入府後、元和四年(一六一八)この地は福井藩松平家の屋敷となり、社は邸内社として尊崇されてきたが、享保十年(一七二五)この地が公取され、屋敷の跡地は町家となり、福井町と名ずけられ、当社は町の産土神として崇敬されてきた。なお大銀杏は延享二年(一七四五)九月十四日の台風のため中ほどより折れ、高さ六メートルくらいを残して繁茂していたが文化三年(一八〇六)江戸大火の折、焼失してしまった。(東京都神社名鑑より)


きちんとした歴史があり、上の古地図にも「福井町一丁目」「銀杏八幡」と記されております。

境内、数本の銀杏の樹が往時を偲ばせます。

では、柳橋に向かいましょう。



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