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宮部みゆき 『名もなき毒』  もどかしさは残るが本来の宮部みゆき復活の予感
宮部みゆき 『名もなき毒』  もどかしさは残るが本来の宮部みゆき復活の予感 犬を連れ、散歩途中の老人がコンビニで買ったウーロン茶を飲んで悶絶死した。首都圏で発生していた無差別連続毒殺事件の4人目の犠牲者か。今田コンツェルンの社内報を編集する杉田三郎はこの犠牲者の孫娘である女子高生と知り合うことから事件に巻き込まれる。いっぽう杉田の職場ではアルバイトをしていた26歳の娘をミスが多発するためにクビにしたことから、彼女の執拗、病的なクレームに編集局一同が振り回されている。彼女の異常な嫌がらせはやがて禍々しさが加わり杉田の家庭にまで入り込んでくる。 杉田三郎は女子高生のお... ...続きを見る

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2006/09/16 19:14
ホリエモンの犯罪と二つのミステリー作品
会社は誰のためにあるのか?と問われる。かなり前なら顧客のためあるいは社会のためと答えただろう。十年前だったらこれに従業員のためと付け加えたものだ。ところがある日突然、株主のためというアメリカ流の価値観が台頭してきて、それはそうだ、気が付いていなかったと反省したこともあった。日本人だからまぁこのバランスが大切なんだと思っていたら、顧客や社会や従業員はそっちのけで、株主だけのためにあるのだと言われてびっくり。それでも株主さんは会社のの健全な発展を希求しているのだからまるくおさまることになるのかなと信... ...続きを見る

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2006/01/24 12:33
宮部みゆき『孤宿の人』 これぞ宮部ワールドの感動生産装置
宮部みゆき『孤宿の人』 これぞ宮部ワールドの感動生産装置 これだけ肉厚の歴史的素材を集中させ、いよいよ宮部みゆきが本格時代小説に挑戦したと思わせる長編であったが……… ...続きを見る

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2006/01/06 23:39
文庫本で発売されました 宮部みゆき『模倣犯』 その読みどころ
文庫本で発売されました 宮部みゆき『模倣犯』 その読みどころ 昨日、今年の流行語大賞は「小泉劇場」とされたようです。この一年間の世相を反映し、話題となった言葉に贈られる賞であるが、受賞者となった武部幹事長が女性刺客に囲まれ「小泉オペラまで盛り上げたい」と満面の笑みを浮かべた表彰式のテレビ映像を見ていると、皮肉なことだがこの言葉に潜んでいるマスコミというものの恐るべき魔力があらためて浮き彫りにされたとの感を強くしたのです。 そしてこのタイミングで宮部みゆきの『模倣犯』が文庫化され、より読者層をひろげたことはたいへん意義のあることだと思います。 ...続きを見る

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2005/12/02 22:39
ノベルズ版がでました。宮部みゆき『誰か』過去の作品と比較してみると
ノベルズ版がでました。宮部みゆき『誰か』過去の作品と比較してみると 宮部みゆきは多方面のジャンルで優れた作品がありますが 私は現代の経済社会に直結した風俗をとらえ、 社会との関わりの中で犯罪に巻き込まれていく 一般庶民を丁寧に描く作品が彼女の真骨頂だと思います。 ...続きを見る

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2005/08/24 20:36
宮部みゆき 『日暮らし』 「癒し」を求める読者に応える作品ではあるが………
宮部みゆき 『日暮らし』 「癒し」を求める読者に応える作品ではあるが……… 毎日、毎日を平穏に平凡につつがなく生きていくこと、それ以上のことは望まない人たちがそのご近所にたくさんいる。周囲と調和することで最も安らぎを得られるタイプ。町方役人・平四郎とその女房、平四郎の甥で佐賀町の藍玉問屋河合屋の五男坊・弓之助13歳、世話好きな煮売屋・お徳、植木職人・佐吉夫婦、本所元町に住む岡っ引き・政五郎、その子分で13歳のおでこなどなど。そこではこれらやさしさにあふれた人たちが助け合いながらおまんまを食っている。市井の片隅にこじんまりとした、あったかい人情に包まれた日常がそこにある... ...続きを見る

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2005/05/24 00:13
2003/11/27宮部みゆき『誰か』期待を裏切られたこの凡作
2003/11/27宮部みゆき『誰か』期待を裏切られたこの凡作 宮部みゆきは多方面のジャンルで優れた作品がありますが私は現代の経済社会に直結した風俗をとらえ、社会との関わりの中で犯罪に巻き込まれていく一般庶民を丁寧に描く作品が彼女の真骨頂だと思います。 ...続きを見る

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2005/05/13 14:01
2001年9月16日 宮部みゆき『R・P・G』どんでん返しが鮮やかに決まったパズル型ミステリー
2001年9月16日 宮部みゆき『R・P・G』どんでん返しが鮮やかに決まったパズル型ミステリー 宮部みゆきの「模倣犯」、あのボリュームを堪能したあとだけに、物足りないのではと先入観をもって「R・P・G」を手に取りました。なんと上等の鯛茶漬け!ひさしぶりの騙しのテクニックに、クリスティーを始めて読んだときの、それは「アクロイド殺し」、つづいて「オリエント急行殺人事件」でしたが、あの欺かれる爽快感にいっしゅん恍惚となりました。 ...続きを見る

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2005/02/26 16:36
「宮部みゆき初体験なるか!?」について
「宮部みゆき初体験なるか!?」について 初体験ってやつはその思いがいつまでも残るものだから 老婆心ながら申し上げれば 『誰か』は彼女の失敗作としか言いようがありません。 初体験でイメージを悪い方に受けられては相手がかわいそう。 やはり「火車」ではないでしょうか。 ...続きを見る

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2005/02/19 01:40
2001年5月6日 宮部みゆき『火車』再読
2001年5月6日 宮部みゆき『火車』再読 今なお親交の深い新聞記者のS氏から宮部みゆきの「火車」をどう思うかと問われた。 ...続きを見る

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2005/02/10 01:04
2001年4月30日 宮部みゆき「模倣犯」 現代を生きるすべての人に懺悔を強いる告発の書
2001年4月30日 宮部みゆき「模倣犯」 現代を生きるすべての人に懺悔を強いる告発の書 宮部みゆきがおそらく後世まで傑作として賞賛されるであろう犯罪小説を発表した。 「模倣犯」。 ...続きを見る

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2005/02/07 22:45
2000年3月12日 新入社員に宮部みゆきの作品「理由」を推薦しようかな
2000年3月12日 新入社員に宮部みゆきの作品「理由」を推薦しようかな bそろそろ入社式の季節です。新入社員の若い人といろいろお話し合いをするいいチャンスなのですが、昨年は京極夏彦「鉄鼠の檻」の一部をコピーして糸口にしましたので、今年は宮部みゆきの「理由」がいいなと思っているのです。 私は戦争の後遺症を負って今の経済社会のカオスに生きている年代にあたります。 戦後の混乱→民主化→冷戦→反動→復興→繁栄→東西の壁崩壊→成熟とバブル→バブルの崩壊→21世紀? ...続きを見る

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2004/11/06 10:02

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