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みんなの「船戸与一」ブログ

タイトル 日 時
船戸与一 『満州国演義9 残夢の骸』 氏の訃報と同時に読了した畢生の大傑作
船戸与一 『満州国演義9 残夢の骸』 氏の訃報と同時に読了した畢生の大傑作 満州国の誕生から崩壊まで。五族協和の夢が骸としてさらされるまで。侵略を美化する八紘一宇の驕りと欺瞞が完膚なきまでに叩きのめされるまで。「満州国演義」はここに完結した。3月には日本ミステリー大賞を受賞している。 ...続きを見る

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2015/04/23 12:51
船戸与一 『満州国演義8 南冥の雫』 70年前になにがあったか?深く重くこの歴史を受けとめたい。
船戸与一 『満州国演義8 南冥の雫』 70年前になにがあったか?深く重くこの歴史を受けとめたい。 挿絵の地図を見れば一目瞭然、戦火は太平洋全域と東南アジアへと広がっていた。 ...続きを見る

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2014/01/27 23:48
船戸与一 『満州国演義7 雷の波濤』 戦争と人間の狂気を克明に描いた空前の侵略史、ここに頂点を迎える
船戸与一 『満州国演義7 雷の波濤』 戦争と人間の狂気を克明に描いた空前の侵略史、ここに頂点を迎える 昭和十六年。ナチスドイツによるソビエト連邦奇襲攻撃作戦が実施された。ドイツに呼応して日米開戦に踏み切るか、南進論を中断させて開戦を回避するか………。敷島四兄弟が岐路に立つ皇国に見たものとは昭和15年、ドイツがパリを制圧する。日本軍は北部仏印に武力進駐。大政翼賛会の発足。日独伊三国同盟。 昭和16年、日本軍は華北での治安強化を進める。ドイツのバルバロッサ作戦。日ソ中立条約。ドイツのソ連進攻。帝国国策要綱、関東軍特殊演習。南部仏印進駐。ABCD包囲網に対する戦争準備のための帝国国策遂行要領。尾崎秀... ...続きを見る

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2012/08/08 20:58
船戸与一 『満州国演義6 大地の牙』 昭和13〜14年を多面的に描出した迫真の侵略ドラマ
船戸与一 『満州国演義6 大地の牙』  昭和13〜14年を多面的に描出した迫真の侵略ドラマ 第5巻が出版されて2年余りが経過した。この間に目先を変えた『新・雨月』を上梓したものの、どうなっているかと心配していたが、なるほど、これだけの豊富な素材を緻密に組み立てるにはそれだけの時間が必要だったのだと思わせる、期待を裏切らない第6巻だ。 満州クロニクル、大陸侵略史の断面。昭和13年〜14年を750枚のボリュームで多面的にとらえ、迫真のドラマにしている。 密度の高い2年間なのであり、劇的なエピソードもふんだんに披露されるのだが、何よりも私は史実の大筋についてすら「何も知らなかった... ...続きを見る

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2011/07/17 18:11
船戸与一『新・雨月 戊辰戦役朧夜話』 奥羽越列藩同盟の戦ぶりを詳述
船戸与一『新・雨月 戊辰戦役朧夜話』 奥羽越列藩同盟の戦ぶりを詳述 船戸与一の大長編、『満州国演義』は昨年1月の第5巻までで、その続巻は未完である。実は第1巻『風の払暁』のプロローグは戊辰戦役中、会津・鶴ヶ城の落城シーンであった。城下の武家屋敷に侵入した長州武士がその家の夫人に乱暴狼藉。彼女が汗の臭い男の下になりながら、、生き抜いて復讐を誓う凄絶な場面がある。だから『満州国演義』には会津人の長州人への恨みがどこかで登場するもの思っていたのだが、今のところその気配はない。ところが一足飛びにこの新作・戊辰戦役朧夜話となったようだ。 ...続きを見る

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2010/08/07 23:55
船戸与一 『満州国演義5 灰塵の暦』 佳境にはいる大陸侵略のドラマ
船戸与一 『満州国演義5 灰塵の暦』  佳境にはいる大陸侵略のドラマ 暴走した理想が、地獄の扉を開く中国大陸侵略のドラマも南京虐殺を描いたこの巻でようやく佳境をむかえた感がある。 ...続きを見る

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2009/03/29 23:30
船戸与一 『満州国演義4 炎の回廊』 日本の夏は大陸に残した残酷な爪あとを省みるべき季節である。
船戸与一 『満州国演義4 炎の回廊』 日本の夏は大陸に残した残酷な爪あとを省みるべき季節である。 日本の夏は、愚直に平和を祈念する季節である。その素朴な祈りの心を持って大陸に残した残酷な爪あとを省みるべき季節である。 ...続きを見る

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2008/08/10 19:41
船戸与一 『満州国演義3 群狼の舞』 船戸与一が冷酷にあぶりだす人間性悪の極限図。
船戸与一 『満州国演義3 群狼の舞』 船戸与一が冷酷にあぶりだす人間性悪の極限図。 人の性は悪にしてその善なる者は偽なり。人間の本性には生まれつき利益を追求する傾向があり、それに従ってゆくから、他人と争いになって譲り合うことがなくなるのである。また生まれつき嫉んだり憎んだりする傾向があり、それに従ってゆくから、他人を害するようになって誠心の徳がなくなるのである。(荀子 性悪篇) ...続きを見る

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2008/03/29 16:57
船戸与一 『満州国演義2 事変の夜』 「本格歴史小説」の名著である。
船戸与一 『満州国演義2 事変の夜』  「本格歴史小説」の名著である。 昭和5年1月、浜口雄幸内閣が金解禁を実施したことにより日本は世界大恐慌の直撃を受ける。農民、都市労働者の窮乏、深刻化する国民生活。4月に締結したロンドン軍縮条約を政友会の犬養毅、鳩山一郎が統帥権干犯として議会で追求。軍部は将来の国家総力戦準備として、満州の鉄、石炭などの資源獲得を緊要とするとともに、最大の仮想敵国であるソ連との戦争に備えるために南満州の確保を必須とした。さらに朝鮮統治の安定、大恐慌下の社会的不安の鎮静や人口問題の解決などのためにも、満蒙問題の解決が必要であると高唱されるように... ...続きを見る

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2008/03/12 17:07
船戸与一 『満州国演義1 風の払暁』 圧倒的迫力で描かれる昭和激動史
船戸与一 『満州国演義1 風の払暁』 圧倒的迫力で描かれる昭和激動史 船戸与一の作品では『蝦夷地別件』、「滅びの残酷史」というべき最高傑作があったが、この第一巻、『蝦夷地別件』に匹敵する、あるいはこれを超えるかもしれないと期待させられる大長編の幕開けである。 ...続きを見る

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2008/03/03 23:09
04/09/05 船戸与一 『降臨の群れ』 インドネシア共和国アンボン島で現在進行中の複雑な内乱
04/09/05 船戸与一 『降臨の群れ』  インドネシア共和国アンボン島で現在進行中の複雑な内乱 ロシア・北オセチア共和国の学校占拠テロによる死者は330人を超えるという報道がなされている。チェチェン独立運動の武装勢力による犯行と見られており、また先月の旅客機テロ、自爆テロと続きイスラム原理主義過激派の関与が取りざたされている。あまりに度重なる凶事に、またか、と多数の子どもの犠牲者がでる最悪の惨状にも感覚が鈍くされてしまっているほどだ。 強大国による圧制の歴史を塗り替えようとするマイノリティーの独立運動、異民族、異文化の摩擦、さらに先鋭化する宗教対立、複雑に交錯する諸外国の利害、そして... ...続きを見る

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2005/06/19 12:48
03/07/06 船戸与一『夢は荒れ地を』そのためには不法も暴力もやむなしと船戸節炸裂
03/07/06 船戸与一『夢は荒れ地を』そのためには不法も暴力もやむなしと船戸節炸裂 (1)カンボジアにおいては、長年にわたった内戦が残した銃器や手榴弾等の武器が反政府組織の手に渡ったり、一般社会へ大量に流出しており、凶悪犯罪が多発する一因となっています。都市部以外の数多くの広範な地域では、治安当局の力が及ばず、武装強盗団や誘拐団が出没しています。また、カンボジア国民の間では一般的に反ベトナム、反タイ感情が強く、これらの感情に起因する暴動も発生しています。 (2)日本人を含む外国人を狙った犯罪も増加傾向にあり、2002年8月3日には、日本人女性の滞在者が、入居していたアパー... ...続きを見る

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2005/04/26 19:34
2002年1月20日滅びの残酷史船戸与一『蝦夷地別件』
2002年1月20日滅びの残酷史船戸与一『蝦夷地別件』 船戸与一の作品で何が一番面白いかとたずねられ、「蝦夷地別件」と答えました。1995年に読んだ記録があります。当時は札幌勤務中でしたので職場の仲間たちに必読本としてこれと井上ひさし「四千万歩の男」(伊能忠敬)を北海道開拓の裏舞台を理解する意義を含めとにかく面白いからと薦めていました。昨日読み終えた「緋色の時代」が期待はずれだったことからいまさらですが「蝦夷地別件」は稀有壮大な構想と的確な歴史認識をもって、少数民族の滅亡の地獄図を鬼哭啾啾と描き、かつ2800枚の大長編でありながら読者を退屈させな... ...続きを見る

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2005/03/11 21:55
2002年1月19日 船戸与一 『緋色の時代』
2002年1月19日 船戸与一 『緋色の時代』 期待はずれの大作 船戸与一が「虹の谷の五月」で直木賞を受賞、その後の長編第1作ですから期待が大きかっただけに「緋色の時代」には肩透かしを食らわされました。 ...続きを見る

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2005/03/10 16:29
2000年7月21日 船戸与一の最高傑作 滅びの残酷史
2000年7月21日 船戸与一の最高傑作 滅びの残酷史 船戸与一の作品で何が一番面白いかとたずねられ、「蝦夷地別件」と答えました。 ...続きを見る

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2004/11/25 23:23
2000年7月15日 船戸の直木賞受賞
「虹の谷の五月」が直木賞を受賞した。 今までのように派手な戦闘シーンはないが、少年の目から残酷な村落共同体の崩壊を見つめ、明日への行動を暗示する結末は発展途上国に対する冷静なしかし愛情を持った作者の社会観が滲み出ている。 彼は今までこの賞を取ったことがなかったのですね。ファンの一人として大変うれしいものです。冷戦構造が崩壊しても、スパイもの、冒険小説のテーマはあるものです。 ...続きを見る

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2004/11/25 22:50
2000年3月1日 ハードボイルド作家にはポルノはタブーである
2000年3月1日 ハードボイルド作家にはポルノはタブーである 船戸与一の作品は大概読んでおりますので、最新作「龍神町龍神三番地」も買ってありました。『週刊アサヒ芸能』連載と判ったときにおそらく水増しの薄っぺらい作品ではなかろうかと思っていたのですが読んでみたらやはりその通りの内容でがっかりさせられました。 船戸作品はやはり世界を股に掛けたスケールの大きなものでなければ本来の持ち味は出ませんね。五島列島の架空の島、閉鎖的村落で起こる連続殺人、まるで時代錯誤、横溝正史まがいのおどろおどした舞台設定。血なまぐさいだけのバイオレンスはこれもかっての西村寿行タ... ...続きを見る

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2004/11/05 00:39

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