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zoom RSS 1999年5月15日 高見広春 『バトルロワイアル』にあきれる

  作成日時 : 2004/09/26 18:13   >>

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高見広春「バトル・ロワイアル」これが売れているのです。
そんなことで下手物食いとわかっていながら読んでみました。
惹句通り「中学生42人の皆殺し」のお話。
中学生同士が殺しあいをします。首が飛んだり、脳味噌が流れたり
眼球が解けだしたりするだけのお話。
こういう連続殺戮シーンなら
「風太郎忍法帳」の見せ場の工夫、手並みといい凄惨、淫靡、
酸鼻、おぞましさ等々には足下にも及ばないですね。
迫力、緊張感で言えば最近の「ブラックライト」や
「地上50oの迎撃」など名決闘シーンとは比べものにならない。
子供の備えている本質的残酷性を描いた
ウィリアム・ゴールディング「蠅の王」、
これも孤島、集団、殺しあい
と設定は似ているが 感動の名作です。
作者が何を言おうとしているかなどと詮索をする価値はありません。
つまり「極限状態の真の友情を歌い上げた」とか「管理社会に対する
痛烈な風刺」とか、もしそのたぐいの解説に会ったら惑わされないように。
zeryさんには反面教師用教材としておすすめします。

参考 スティーヴン・ハンター「ブラックライト」
アリゾナ州の田舎で平穏に暮らす名スナイパー、海兵隊退役一等軍曹、ボブ・リー・スワガーのもとにラス・ピューティという青年が訪ねてきた。「あなたの父上の話が書きたいのです」とラス・ピューティは言った。1955年7月、アーカンソー州の警察官アール・リー・スワガーは逃走中の凶悪犯との銃撃戦で殉職した。四十年前の事件を調べはじめた二人に気づき、真実が明るみに出ることを恐れた男たちが、いま動きはじめた…。『ダーティホワイトボーイズ』で好評を博した巨匠S・ハンターの最新アクション長編。

ジェイムス・セイヤー「地上50oの迎撃」
ヴェトナム戦で抜群の実績を誇る伝説的スナイパー、グレイは、今はNYで腕利きの検事補となっている。大物マフィアを有罪にすべく奮闘していた矢先、その容疑者が目前で射殺された。鮮やかな手並みはかつての自分に匹敵する。第二の狙撃事件が続き、もう一人の天才スナイパーの標的はグレイであることが分かる。持てる限りの力と技を尽くし、プライドをかけた男の死闘が今始まる―。

ウィリアム・ゴールディング「蠅の王」
飛行機が無人島に不時着し,子供だけが十数人生き残るという書き出しはヴェルヌの「十五少年漂流記」を彷彿とさせる.しかし,物語は狂気と恐怖をはらみつつ展開していく.対立する2つのグループの関係の変化とそれに伴うそれぞれのメンバーの心理的な変化が見事に描き出されている。



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