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zoom RSS 2001年12月25日 浅田次郎『壬生義士伝』

<<   作成日時 : 2005/03/07 23:44   >>

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正月2日に12チャンネルが12時間ドラマを放映する。おせち料理をつつきうとうとしながらわかりやすい時代劇を楽しむにもってこいの番組であるが今回は「壬生義士伝」がドラマ化された。

新撰組を扱った映画、テレビドラマは久しく途絶えている。そういえば大島渚がへんちくりんな映画を作ったがあれは新撰組を誤解させるし、つまらない作品であった。

「わしが立ち向かったのは、人のふむべき道を不実となす、大いなる不実に対してでござんした。わしらを賊と決めたすべての方々に物申す。勤王も佐幕も、士道も忠君も、そんたなつまらぬことはどうでもよい。石を割って咲さかんとする花を、なにゆえ仇となさるのか。北風に向かって咲かんとする花を、なにゆえ不実ともうさるるのか。それとも己らは、貧と賤とを悪と呼ばわるか。富と貴とを、善なりと唱えなさるか。ならば、わしは矜り高き貧と賤とのために戦い申す」

「武士道も任侠道も、男の道てえことにかわりはねえんだから、そのあたりの理屈はよく分かってるつもりだ。男の道は義の道でござんす。要は、天朝様への忠義の道をとるか、会津様との信義の道を守るかてえことだった。だから忠義を選んだ秋田の佐竹様が憎かったわけじゃぁねえ。私らは薩長の虫がついた天朝様より、見たまんまで何の嘘もねえ会津様との信義を重んじただけでござんす」

「考えてもみろよ、旦那。西洋の文明に魂まで奪われたんじゃ、御一新どころか日本ってえ国が消えてなくなるじゃねえか。」
この語り口のカッコよさにオヤジ族はしびれるのだけれど、ドラマは小説をこえられるかな?

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読書感想「壬生義士伝」
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