日記風雑読書きなぐり

アクセスカウンタ

zoom RSS 2002年11月15日 痛快、爽快!!青春時代劇

<<   作成日時 : 2005/04/01 23:53   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 4 / コメント 0

画像
宮本昌孝 『夏雲あがれ』 痛快!!! これは楽しめる、「きらめく青春」の時代小説の傑作だ

江戸時代の武士社会を描く時代小説も最近はそこにある非人間性への告発やそこでうまれる悲劇を描くいわば「残酷系」が多い。が、これの作品は敬愛する主君をいただく三人の青年武士がお家騒動の陰謀を阻止するために大活躍する「痛快系」である。お家大事の精神が無邪気に謳われる。従ってそこで描かれる青春は昔懐かしい「きらめく青春」なのである。

いまさら「きらめき系青春モノ」など興味を覚えないし、大体そんな時代小説なんて考えられないではないか。装丁帯のコピーを見ただけではのんびりしたNHKドラマのようでさえある。ところが読み出したら止まらなくなった。むしろこのアナクロのところがストレートな魅力なのかもしれない。

ストーリーの展開がリズミカルなのだ。敵・暗殺隊との死闘が繰り返される。その合間に三人の笑いと涙と友情エピソードが読者の心をなごませ、次にさらなる強敵が現れ、趣向をこらしたつばぜり合い。この緩急の繰り返し、振幅の幅がしだいに増していく、そしてラストの主君暗殺シーンへ、この運びが実に巧みだ。なお最後の最後まで局面は変わりますから読み落としがないように………。通勤の往復を充分楽しめました。

著者については『北斗の銃弾』をはじめて読み、その後『陣借り平助』を読んだ。いずれも楽しい時代小説だ。


にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(4件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
宮本昌孝
Counter: 0, today: 0, yesterday: 0 宮本昌孝 &dagger; 名前:宮本昌孝(みやもとまさたか) 【blogmap】 生年月日: 出身地: 受賞歴: 公式サイト: 備考: &uarr;目次 &dagger; 宮本昌孝 目次 運命の剣のきばしら 夏雲あがれ ふたり道三 &uarr;運命... ...続きを見る
PukiWiki/TrackBack 0...
2005/04/05 23:34
宮本昌孝
Counter: 0, today: 0, yesterday: 0 宮本昌孝 &dagger; 名前:宮本昌孝(みやもとまさたか) 【blogmap】 生年月日: 出身地: 受賞歴: 公式サイト: 備考: &uarr;目次 &dagger; 宮本昌孝 目次 運命の剣のきばしら 夏雲あがれ ふたり道三 &uarr;運命... ...続きを見る
PukiWiki/TrackBack 0...
2005/04/05 23:34
宮本昌孝
Counter: 0, today: 0, yesterday: 0 宮本昌孝 &dagger; 名前:宮本昌孝(みやもとまさたか) 【blogmap】 生年月日: 出身地: 受賞歴: 公式サイト: 備考: &uarr;目次 &dagger; 宮本昌孝 目次 運命の剣のきばしら 夏雲あがれ ふたり道三 &uarr;運命... ...続きを見る
PukiWiki/TrackBack 0...
2005/04/05 23:35
2002年11月16日 青春モノにあるオジサン族の思い出
宮本昌孝  『夏雲あがれ』 「きらめく青春の光、爽快な時代小説」と背の帯装丁にある。「きらめく青春」かぁ、なんと古めかしい言葉なのだろう。今この言葉を使うのは気恥ずかしい思いがする。こんなコピーを使っていまどきそんな本が売れるのかしらと心配になります。 「きらめく」は健康的躍動感の表現だろうが、ところで、今の若者たちにも「きらめく青春」はあるのだろうか。もしかしたら死語になってしまっているのではないだろうか。 ...続きを見る
日記風雑読書きなぐり
2005/06/09 23:52

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
2002年11月15日 痛快、爽快!!青春時代劇 日記風雑読書きなぐり/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる